あやね
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投稿日 Sep 24, 2024, 更新日 Sep 24, 2024

子どもから大人まで多くのユーザーに支持されているテレビゲーム。昨今ではハード機に依存せず、オンライン環境で世界中の人々と繋がれる数少ないサブカルチャーのひとつとされています。

日本でもeスポーツなどテレビゲームなどの認知度が向上したことから、今後のゲーム業界でもユーザーを満足させるための質の高いゲームを開発しようと、世界中のデザイナーが日々精進していることでしょう。

この記事ではゲーム制作におけるゲームデザインの定義や重要性、そしてゲームデザインをする上での考え方や、ゲームデザインのプロジェクトを進める上で欠かせない機能を有したデザインツール・Pixsoについて解説をしていきます。

1. ゲームデザインの定義とは?キーワードはゲームを面白くすること

1.1 ゲームデザインとは?

  • ゲームデザイナーという職業の役割

ゲームデザイナーとはゲームの世界観や、キャラクター設定、SEなどゲーム制作に関わるさまざまな要素を構築するデザイナーを指します。

基本的にゲームデザインは各部門ごとにプロジェクトが分かれており、それぞれが専門性の高い要求をこなす集団で形成されているでしょう。ゲームデザインにおいてプロジェクトの進め方にはいくつかの種類があります。

1.2 ゲームを面白くする3つのコツ

  • 既存のアイデアから新たなモノを作る【フランケンシュタイン手法】

フランケンシュタイン手法はこれまでのボツデザインやお蔵入りとなった企画を再利用する手法です。該当のゲームデザインを作成した当初は受け入れられなかったとしても、現代の多種多様なニーズに対応する可能性は十分に考えられます。

フランケンシュタイン手法のメリットは、これまで作成したものを活かすことができるため、ゼロからデザインをするよりも時間も労力も掛からないという特徴があります。

一方デメリットはこれまでお蔵入りしているゲームデザインには必ず理由があることから、徒労に終わってしまうリスクも含んでいるということです。宝が埋まっていない山で熱心に宝探しをしている可能性もあるため、フランケンシュタイン手法は時間の目途を立てた方が効率的でしょう。

  • 作りながら試行錯誤を繰り返す【イテレーション開発】

イテレーション開発とは短期間で試行錯誤を繰り返しシステムのエラーなどを見つけ出す手法です。

現在のソフトウェア開発の主流であるアジャイル開発のひとつとして分類されます。アジャイル開発とは、計画→設計→実装→テストという工程を短期間で繰り返すサイクルを指します。

イテレーション開発のメリットは開発途中でシステムやデザインの問題点やエラーを見つけ出すことができるため、早期に修正を加えることが可能です。柔軟に対応が可能なイテレーション開発ですが、本来の反復してイテレーション開発を行うことで、本来のコンセプトからずれてしまう危険性を持っています。

  • テーマとコンセプトから作る【コンセプト主導】

コンセプト主導型のソフトウェア開発は現状の問題点や課題を、ゲームデザインに落とし込みを行うことで全く新しいデザインやシステムを開発する手法です。

コンセプト主導型の一番のメリットは、これまでにない革新的なデザインやアイデアを生み出すことが可能です。一方デメリットは、アイデアに依存するため期間が決められているようなプロジェクトには向きません。製作期間が十分に設けられていて、クライアントから革新的なデザインを要求されている時に用いる手法です。

コンセプト主導型の対義語として、技術主導型(シーズ志向)と呼ばれる開発手法があります。これは主に革新的なハードからユーザーに新たな体験を提供するようなハード先行型のアプローチです。Apple製品のiPhoneや任天堂のNintendo Switchなどが該当します。

2. ゲームデザインをひとりで作り上げることは不可能!Pixsoなら実現できる3つのポイント

ゲームデザインはゲームをよりハイクオリティに引き上げるために、より刺激的なアイディアやインスピレーションを必要とします。ゲームデザインは担当するキャラクター、コンセプト、設定など各部門で工程が細分化されていることが多いことから、プロジェクトメンバーで意見や意識のすり合わせを必要とするシーンも多くあるでしょう。

話題のデザインツール・Pixsoはこのような複雑なプロジェクトにも対応のできる柔軟な機能性が魅力的です。Pixsoの特徴を3つに分けてご紹介していきます。

2.1 デザインをリアルタイムで共有できる

Pixsoのキャッチコピーは次世代のコラボレーションデザインツールです。Pixsoは複雑で細分化されているプロジェクトの情報・デザイン共有に対応するためのバックボーンを備えています。

そして、Pixsoはクラウド上でリアルタイムでプロジェクトメンバーとデザインを共有できる強みがあります。クラウド共有と聞くと、動作が重くなる、反映が遅いというネガティブな意見を持っているデザイナーも多いハズです。Pixsoは不安定なWEB環境下でも最低限の通信でクラウド共有を可能としており、まるで目の前でミーティングをしているかのような臨場感のある共同作業を可能としています。

これまでのクラウド共有型のデザインツール・figmaと比較しても遅延なく、プロジェクトを推し進めることができることから次世代のコラボレーションデザインツールという肩書は嘘ではなさそうです。

2.2 プロジェクトメンバーの作業効率が上昇

これまでごく当たり前だった会議やミーティングはプロジェクトメンバーの時間と作業効率を蝕んでいました。Pixsoは新時代のデザインツールとして、時間と費用を大幅に削減しプロジェクトの生産性を引き上げることを可能にします。

従来のデザインツールはひとつの分野に特化したツールが多く、デザインを完成させるには複数のデザインツールを使い分ける必要がありました。Pixsoはその幅広い機能性からUIデザイン、グラフィックデザインなどひとつのデザインツールで複数のプロジェクトに対応が可能です。

またこれまで主流となっていたAdobeXDやfigma、sketchなどとの互換性も良く、インポート・エクスポートにも対応しているため、デザイナーを困らせることはなさそうです。

2.3 初心者でも扱いやすいデザインツール

Pixsoは機能性だけではなく、デザインツール初心者でも使いやすい操作性を取り入れています。

従来のデザインツールはキーボードのショートキーに依存する操作性を重視しており、デザインツールを使用するにはまずショートカットキーを覚えなくては操作が難しい現状にありました。

Pixsoはパソコン操作で一般的なマウス操作でも十分に対応が可能なため、パソコンユーザーであれば直感的なデザインを作成できます。もちろん既存のデザインツールユーザーでも問題なく入り込めるデザインボードは、今後より多くのユーザーに受け入れられるPixsoの懐の広さを感じます。

3. まとめ

クオリティの高いゲームデザインは決してひとりのアイデアだけで到達することはできないでしょう。次世代のコラボレーションデザインツール・Pixsoであればこれまでに浪費してきた時間や費用を、生産性の向上に最大限使用することができます。無料で使えるPixsoだからこそできる自由度の高いデザインをぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。

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