あやね
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投稿日 Sep 19, 2022, 更新日 Mar 13, 2023

WEBデザインで新しいプロジェクトを起ち上げる時は、デザインのひな形としてワイヤーフレームを作成することが良いとされています。

この記事は現在のUIデザイン業界において、多くのデザイナーに支持されているfigmaのワイヤーフレーム作成にスポットを当てた記事となっています。

figmaのワイヤーフレームの便利な点と問題点から、現在のUIデザイン業界に求められているニーズを検証していきます。現状の問題点からfigmaの代替になる可能性の高い次世代のコラボレーションデザインツール・Pixsoの特徴も同時に解説していきます。

1. ワイヤーフレーム作成には共同作業が必須

1.1 ワイヤーフレームはWEBページの設計図

ワイヤーフレームとは新しくWEBデザインを構築する時の骨組みを作成する役割を担っています。

新規でワイヤーフレームを作成する場合は、既存のサービスの問題点や、ユーザーの意見などを取り入れる必要があるため、決して一人では質の高いワイヤーフレームを構築することはできないでしょう。

そのためワイヤーフレーム構築には、プロジェクトに参加する多くの部門のメンバーの意見を取り入れる必要があります。従来のワイヤーフレームの作成では、ミーティングを行うなど時間や場所を設ける必要がありましたが、最新のUIデザインツーㇽの視点からすると前時代的な見え方をするでしょう。

1.2 人気デザインツール・figmaのワイヤーフレームの作り方

figmaのワイヤーフレーム作成は、上記画像のように複数のサンプルを並べることもできるため、サービスでページを複数回遷移する場合は管理のしやすい作業スペースが予め確保されています。

figmaは代名詞でもある元祖クラウド共有型のデザインツールですので、ワイヤーフレームを複数人で作業することが可能です。figmaでワイヤーフレームを作成しようと考えた時に、イメージが湧かない場合はHTML to Figmaというプラグインを使用することをおすすめします。

HTML to Figmaは公開されているWEBデザインをトレースする機能がついており、既存のデザインをアップグレードしながら作業を進めることができるため、デザインの完成形がイメージしやすいかもしれません。

1.3 figmaでデザインを共有しようとするとパソコンが重くなる理由

figmaはクラウド上で共同作業ができるUIデザインツールのパイオニアとして、デザイン業界の第一線で活躍をしてきました。figmaの利用者の口コミでは、作業人数によって動作が重くなる、プラグインを使用してからスムーズな作業ができないという声もあるなか、スムーズに作業ができて快適という正反対の口コミもあります。

個人の感想ですので一概には言えませんが、これは利用者のパソコンのスペック以外に、プラグインを頻繁に使用しなくてはいけないfigmaの特徴が影響している可能性が高いでしょう。

・無料で使えるUIデザインとしては及第点

figmaには日本人デザイナーが作成したUI Templateというプラグインがおすすめです。UI Templateは日本人デザイナーが作成したプラグインのため説明文も日本語で表記されています。

figmaは作成したプラグインを共有することができるコミュニティ機能があるため、デザイナーの力量によって今後の使用感は左右されるでしょう。

2. figmaでできることがすべてできる次世代のデザインツール・Pixso

Pixsoはfigmaの代替として注目されている2022年の最新UIデザインツールです。

Pixsoは次世代のコラボレーションデザインツールというキャッチコピーからも分かるように、クラウド上でプロジェクトメンバーと合同作業をしながらさまざまなデザイン作成が可能です。

figmaのUIデザインツールは無料版と有料版でハッキリと機能に制限が掛かっているのに対して、Pixsoはすべての機能が無料で使いたい放題です

昨今のUIデザイン業界のニーズをくみ取り、最新のトレンドにも敏感なPixsoのデザインツールではどのようなことが実現できるのでしょうか?PixsoのUIデザインツールの特徴を3つに分けて、解説をしていきます。

2.1 プラグインを追加しなくても使いやすい日本人向けツール

Pixsoが日本人UIデザイナーにおすすめな理由は標準仕様として日本語に対応していることが一番のメリットと言えます。

Pixsoは英語・日本語・中国語・韓国語の言語に対応している点と、フォントに関してもバリエーションが豊富です。Pixsoの日本語フォントは20種類以上が搭載されているため、日本人であれば誰しも見たことのある明朝体やヒラギノ体もカバーされています。

Pixsoは英語至上主義である昨今のUIデザイン業界において、日本人デザイナーが安心して利用できる数少ないUIデザインツールと言えるでしょう。

現在のUIデザイン業界でトップシェアを誇るAdobeXDやfigmaでさえも、標準で日本語対応や和文フォントを搭載しているデザインツールはないため、Pixsoが日本人デザイナーに支持されることは間違いないハズです。

2.2 リアルタイムで共同作業が可能

figmaのUIデザインツールでは足りない機能を補うためにプラグインをインストールすることで、機能の拡張を行うことが一般的です。利用する目的がデザイナーごとで異なることから、目的に合わせたプラグインをインストールすることでサーバーにかかる負荷を最小限にすることが可能です。

ですが、figmaではインストールされたプラグイン同士の相性や関係性から思ったような動作をしない、動きが重くなってしまうといった問題点が起きています。

Pixsoは標準仕様で幅広く対応していることから、プラグインをインストールする必要もありません。またPixsoのクラウドは複数人で共同作業を行うことを前提で設計されていることから、クラウド上の作業メモリーも大きく取られています。

Pixsoであればリアルタイムで共同デザインをしたとしてもストレスフリーで作業を進めることができるでしょう。

2.3 しかも制限なく無料で使える

PixsoはAdobeXDやfigmaと比較したときに上位互換にポジションするバランスの取れたUIデザインツールです。無料で使用できるUIデザインツールの多くは、あくまでも有料版の疑似体験をさせるために、さまざまな制限が掛けられている特徴があります。

AdobeXDの無料体験版は使用感は有料版と変わりませんが、7日間限定モデルとなっています。また商業利用は禁止されているためビジネスシーンにおいて実用的でないことは言うまでもありません。

figmaは期間限定ではありませんが、所有できるチーム・プロジェクト数に対して制限が設けられていることと、制限外のアクションに対して自動で有料版への切り替えが行われることもあるため、無料版で作業を進めることには限界があるでしょう。

Pixsoであれば全ての機能に制限がなく、ストレスフリーで作業を進めることができます。

まとめ

これまでワイヤーフレーム作成に優れていると言われていたfigmaですが、どうやら全ての機能に満足をして使用しているユーザーは少ないようです。

Pixsoは次世代のコラボレーションデザインツールとして、figmaの抱えている問題点や課題を解決した上位互換モデルのデザインツールと言えるでしょう。特に日本語対応と和文フォントはこれからUIデザインツールデビューをする日本人デザイナーの強いミカタとなるハズです。

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