ユーザーとサービスを繋ぐ、UI。
UI(ユーザーインターフェース)というこの言葉は、現在のWEB業界で非常に重要性の高いワードとして取り扱われています。
物やサービスが飽和する現代では、ユーザーの体験をプロデュースするUIデザインツールも増え始めています。
代表的なAdobeXDやfigmaに対抗して、よりユーザーのニーズに近いPixsoを交え、各社を比較してどのUIデザインツールがもっとも優れているかを考察していきましょう。
1. 最新UIデザインツールを徹底比較
これまではサービスの質が高ければ、ユーザーは満足をしてサービスを利用することが当たり前でした。
昨今ではどの業界でもサービス自体の質が向上したことで、差別化が困難な時代に突入しています。インターネット市場も同様で、質の良いサービスが必ずしもユーザーに支持されるとは限りません。
UIデザインツールの役割は、ユーザーとサービス・商品を効果的に繋ぎとめる役割を担っています。代表的なUIデザインツールと2022年トレンド入り間違いなしのPixsoを比較して、どこの無料UIデザインツールが最も優れているのかを比較していきましょう。
1.1 UIデザインツールは類似商品が増えている
UIデザインツールには類似商品が多々あります。UIデザイン市場で多くのシェアを誇るUIデザインツールからかけ離れた使用感を求めてしまうと、ユーザーが定着しにくいためでしょう。
特に無料で利用することができるUIデザインツールには、通常の使用感にプラスαで自社独自の機能を付与する傾向が強いため、プロジェクトによって使い分けなくてはいけません。ひとつのUIデザインツールですべての業務を完結させるには高機能なUIデザインツールを選択する必要があります。
1.2 デザインツールの新定番・共同作業の重要性
無料で使用できるUIデザインツールの最新のトレンドは、リアルタイムの共同作業です。
昨今は人との接触を嫌う風潮が強いため、企業でも会議はリモートを導入しているケースがほとんどです。ひとつのUIデザインを完成させるプロジェクトには多くの部門(デザイナー・営業・統括・販促)のメンバーが関わっているハズです。
これまでは各部門のプロジェクトメンバーの意見を聞くには、会議室を抑え、時間に制約のあるミーティングが必要でした。時間・経費を短縮するためにも現代のUIデザインツールには、オンライン上で共同作業をしたいというニーズが高まっている傾向にあります。
・figmaのスペック
figmaはAdobeXDの後発としてリリースされたUIデザインツールです。
当時はクラウド上で共同作業できるUIデザインツールがほとんどなかったため、注目を集めていました。
AdobeXDに使用感を寄せているため、Adobeユーザーでも抵抗なく使用することができます。英語表記が標準となっていることが玉に瑕ですが、世界中でAdobeXDの次に利用されているUIデザインツールです。
・AdobeXDのスペック
AdobeXDはAdobe社が提供するUIデザインツールです。
世界中のUIデザイナーから愛用されており、Photoshopなどの自社製品をリリースしていることから、互換性が高く、Adobeが提供するツールでワンストップでさまざまなデザインを完結させることが可能です。
近年AdobeJapanが設立されたことで、日本語にも対応を始めました。
2. クラウド共有型の無料UIデザインツールの新定番・Pixso
2022年トレンド入りが有望視されているUIデザインツール・Pixsoは、完全に無料で制限なく利用することができます。
またPixsoは昨今のUIデザインツール市場で求められているクラウド上での共同作業に強く、次世代のコラボレーションデザインツールとしてリリースされています。
現在のAdobeXD・figmaと比較して、Pixsoの優れている特徴を3つに分けて解説をしていきます。
2.1 次世代のコラボレーションデザインツール
Pixsoの代名詞とも言える次世代のコラボレーションデザインツールとはどのような特徴があるのでしょうか?
確かにAdobeXDやfigmaでも共同作業は可能です。ですが、共同作業が可能なUIデザインツールは作業中にサーバーに負荷が掛かり動作が重くなってしまう、サーバーとの接続が切れてしまうなどという問題があります。
例としてビデオ通話中に画面共有を行うとサーバーに負荷がかかり、情報の処理が追い付かなくなってしまうため動作が重たくなります。リモートでミーティングを行っている時にこのようなストレスを感じた経験のある人も多いのではないでしょうか?
AdobeXDやfigmaも同様で共同作業時にサーバーが情報を処理しきれないことから、デザインの更新が遅れる・レスポンスが悪いといったユーザーの不満を多く抱えています。
AdobeXDやfigmaではこのような要望に対して、より高機能な有料版への切り替えを促していますが、Pixsoでは安定したクラウド環境を用意しているため、サーバーに負荷を掛けることなく、作業が可能です。無料でここまで高機能で使える!という反応を見せるユーザーの感想にも納得です。
2.2 日本人UIデザイナーには非常に使いやすい
PixsoのUIデザインツールの強みはオンライン上の共同作業だけではありません。
AdobeXDやfigmaをはじめ、ほとんどのUIデザインツールには日本語に対応していません。そのため日本人UIデザイナーは、英語表記されている専門性の高いキーワードの意味を検索してから、使い方を覚えなくてはいけません。慣れれば問題ないと考えているのであれば、ニュアンスが少し違うでしょう。
理由は単純に英語表記されているワードの意味や使い方を検索しようとすると、検索ページに掲載されている解説記事にも当然英語表記が溢れているからです。
そのため一つの操作に対していくつも調べなくてはいけないことから、母国語に対応していないことは非常に作業効率を下げることになるのです。現在は一部のUIデザインツールは日本語に対応し始めていますが、それでも使用感は日本人UIデザイナーが求めている物とは程遠いでしょう。
Pixsoは英語をはじめ日本語・中国語・韓国語にも対応しています。日本語に対応していることから、日本語フォントをプラグインで取り入れる必要もありません。Pixsoは日本人向けのUIデザインツールと言えるでしょう。
2.3 もちろん無料で制限はなし
Pixsoは全ての機能が無料で制限なく使用することができます。
AdobeXDやfigmaの無料プランでは、数多くの制限がされているため企業用として導入するのは非常に難しいです。
AdobeXDの無料プランでは、機能的な制限は少ないものの、あくまでも有料プランの体験版として無料期間が7日間の期間限定となっています。更に商業利用が許可されていないため、企業が大規模なプロジェクトを推進することは不可能です。
またfigmaでは期間に制限はないものの、保有できるプロジェクトやコンポーネント機能に制限が設けられています。個人利用であれば問題ないかもしれませんが、一度に複数のプロジェクトを推進するにはやはり向いていません。
Pixsoは全ての機能が無料で制限なく使用することができることから、ユーザーのさまざまなニーズに応えることができる汎用性の高いUIデザインツールと言えます。
まとめ
今回は人気のUIデザインツールとPixsoを比較してみました。PixsoはこれからのUIデザイナーのニーズに幅広く応えられる可能性を十分に秘めていることから、今後の活躍に期待が持てます。
Pixsoの使用感は従来のUIデザインツールに寄せていることから、現状でAdobeXDやfigmaを利用しているUIデザイナーでも抵抗なく使用することができるハズです。