チラシのデザインで反応率や集客率は大きく変わってきます。
「どんなデザインにすればいいのか?」
「どんな文章にすればいいのか?」
「人の心に刺さるチラシを作るために必要なことは?」
本記事では、反応率や集客率を大きく改善できるチラシデザインやイベントチラシの作り方を紹介します。また、無料でデザインができるツールも合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 人を惹きつけるチラシとは?
人はチラシを手にとって、僅か1〜2秒で見るか見ないかを判断します。
人を惹きつけるチラシとは、「見えてもらえるチラシ」「読んでもらえるチラシ」「行動を起こすチラシ」を作ることです。そのため、ファーストインパクトがとても大事になり、フォントや写真、文章によって大きく左右されます。
では実際にどの点に注意すれば、人を惹きつけるチラシを作成できるか以下にまとめています。
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ターゲットを明確にする
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共感を得る
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わかりやすいデザインや文章にする
人を惹きつけるデザインをおこなうには、ターゲットを絞って万人にウケる設計ではなく、1人に刺さる設計を意識すると良いです。伝える情報が正確でシンプルになり、共感を得やすくなります。
アクションを起こすには、必ず共感を得る必要があるため、上記ポイントを意識してチラシ作成をおこなうと良いでしょう。
2. イベントチラシを作るためのポイント
目を引くイベントチラシのデザインにはいくつか条件があります。
まずは基本的なポイントを押さえてデザイン設計をすることで、期待効果を高めることができます。ただデザインするのではなく、1つ1つの設計の意味を十分に理解した上で、イベントチラシの作成をおこなってください。
では実際に、イベントチラシを作成する場合に押さえておくべきデザインのポイントを以下に紹介していきます。
2.1 シンプルに伝わるレイアウト設計
シンプルに伝わるレイアウト設計とは、見た目の統一感が重要となってきます。統一感がない場合、視覚情報が正確に入ってこないため、良い情報が記載されているチラシでも読んでもらえる可能性が大きく低下してしまいます。
下記に統一感を持たせた図とそうではない図のサンプルを作成していますので、ご覧ください。
正確に情報を伝える場合にユーザーの視線をあちらこちらに移動させず、視点の位置を同じパターンにすることで、読みやすいチラシの作成が可能になります。また上記の図は、余白や文章の始まりも全て統一しておりますので、チラシを作成する際には全て意識しておくと良いでしょう。
2.2 配色のポイントに注意する
配色をおこなう際に、まず知っておくべきポイントとして「色相環」です。色相環とは色をサークル上に並べていることで、下記の図になります。
チラシデザインで使われる配色手法として、「補色」が使われています。
補色とは、サークル上で使う色と反対側にある色を指し、上記図で例えると赤橙⇔青緑になります。目立たせる場合に用いることが多く、チラシデザインでは必ず必要となってきます。
また、その他の配色のポイントは以下になります。
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3色以内に抑える
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配色比率に注意する 【ベース70メイン25アクセント5】
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相性の良し悪し
ポイントを押さえておくことで、品質の高いチラシの制作ができます。
2.3 強調したい部分は分けて上部に掲載する
イベントチラシのデザイン設計のコツは、ユーザー視点の動きを知り、強調したい部分を最初に持ってくることです。
例えば、以下の視点でユーザーはチラシを読みます。
こちらは「Z視点」と呼ばれる、デザイン設計では基本的な知識です。
最初に着眼する部分に強調したいデザインを配置することで、最後まで読んでもらえるチラシ作りが可能になります。
実際にどんなデザイン設計をすればいいのか、以下の図をご覧ください。
上記の図のように、最初にインパクトがある写真や絵を配置し、続いて詳細情報を記載します。
これにより、ユーザーの興味を引くことができ、反応率や集客率を向上させることができます。
3. イベントチラシの作り方
実際にイベントチラシの作成方法を紹介していきます。
デザインは以下のツール(無料)で制作が可能になります。
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Canva
無料ツールを使用してイベントチラシを作ることができますので、以下に記載しているステップアップを意識して制作してみてください。
3.1 ステップ①:タイトル・キャッチコピーの作成
タイトルやキャッチコピーを作成していきます。下記図のマーカー部分に入るデザインになります。
タイトルやキャッチコピーを作成する際に押さえておくべきポイントは以下になります。
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ターゲット情報を入れる
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メリットを伝える
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数字を入れる
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2段~3段まで
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コントラストで強調する
タイトルはユーザーに何が書かれているか、どんな内容かを伝える重要な部分になります。
タイトルやキャッチコピー次第で反応率や集客率に大きく影響するため、力を入れておくべきポイントの1つです。
3.2 ステップ②:写真・イラストの選定
写真やイラストの選定は、チラシ全体のコンセプトを瞬時にユーザーへ伝える大事なツールです。
下記図のマーカー部分に入るデザインになります。
写真やデザインで押さえておくべきポイントは以下になります。
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イメージに合った画像選定
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複数枚使用する場合、強調したい画像サイズを変える
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解像度・鮮明度に注意する
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多用し過ぎない
写真やイラストを多く使用することでイメージしやすいと思われますが、ユーザーの視点が散漫になりやすくなります。そのため、pinterestでチラシ制作のイメージを作り、使用する画像やイラストを決めると良いでしょう。
3.3 ステップ③:イベント詳細情報の記載
イベントチラシのデザインが良くても詳細情報が記載されていない場合、ユーザーがアクションしません。そのため、イベントチラシの詳細情報はとても大事になりますので、しっかりと記載しましょう。
下記図のマーカー部分に入るデザインになります。
こちらの部分は、デザイン性よりも必要な情報をしっかりと記載することが重要です。イベント情報に必要なポイントは以下になります。
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イベントを開催する日程・時間
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イベントを開催する場所
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イベントに参加する費用
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イベントの内容
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申込方法
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イベントの主催者(主催する団体)
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問い合わせ先
上記の情報はユーザーがアクションを起こす上で必要な情報となります。そのため、記載することを忘れずに心掛けておくと良いです。
4. チラシデザインで集客効果をあげる?
チラシのデザインで集客効果が大きく変わってきます。
ここまでいくつかのデザインのポイントや作り方について解説してきましたが、実際の事例を以下に紹介していきます。
事例を見ることで、より具体的なイメージを持つことができ、チラシデザインを作成する際の参考になります。
4.1 チラシデザイン事例
チラシデザインの事例について、参考にできるサイトを5つ紹介していきます。
上記のサイトは、チラシデザインのイメージを作る際に参考になります。
多くのデザイナーが作成した多種多様なチラシデザインなので、イベントに合ったデザインを選ぶことができます。また、実際に集客効果が高まった企業のチラシデザインを参考にすると、更に期待効果は高まります。
特にチラシデザインと掛け合わせておこなうと良い事例はSNSで、ラインやツイッターなど、次に繋がるマーケティング手法をチラシに記載すると集客効果が更に高まります。
4.2 デザインツールPixsoを使ってワークフローを改善
一般的なデザインツールでは、できる範囲が限られているため、作るデザインによってツールを変える必要がでてきます。そのため、デザインツールをいくつもインストールする必要があり、場合によっては月額料金が積み重なります。
しかし、Pixsoのデザインツールであれば、ユーザーが抱える以下の問題を解決することができます。
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コスト削減
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工数削減
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他のデザインツールからのファイル移管
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作業が共有できる
他社デザインツールとの圧倒的な機能性の違いは に記載していますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、他の共有可能なデザインツールは以下の画像になります。
最もポピュラーなデザインツールのFigmaやAdobeXDとの連携も可能なので、Pixsoを活用すればワークフローを大きく改善することができます。
まとめ
本記事では、チラシデザインのコツやイベントチラシの作り方について紹介してきました。紙媒体のデザインだけではなく、Webデザインにも応用が効く手法ですので、これからデザイナーを目指す方や集客効果を上げたい方には役立つ情報となっています。
Pixsoでは、これからもデザインに関する役立つ情報を発信していきながら、ユーザーにとって便利な最新のデザイン機能を提供していきます。
デザインツールとしての制作機能、そしてチームで作業や確認が可能な共有機能、完成イメージが具体化するプロトタイプ機能を搭載しつつ、フリープランでスタートできます。ぜひ一度、Pixsoを活用してデザインしてみてください。