あやね
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投稿日 Sep 24, 2024, 更新日 Sep 24, 2024

ワイヤーフレームの意味を教えてくださいと聞かれて即答できる人は相当WEBデザインの経験が豊富な人でしょう。

この記事はワイヤーフレームの意味は何となく分かるけど、ワイヤーフレームの役割や重要性については説明ができない、これからUIやWEBデザインを勉強するという人に向けた内容となっています。

また最新のUIデザインツール・Pixsoで実現可能なワイヤーフレームの理想的な作り方についても解説をしていきます。

1.ワイヤーフレームの重要性と作り上げる過程を解説

1.1 そもそもワイヤーフレームとは?

ワイヤーフレームとは消費者とサービスを繋げるUIデザインの過程で使用されます。サイトマップと類似した意味ではありますが、使用される段階が異なります。

サイトマップは実装されたWEBページに対して使用されるキーワードです。サイト全体でどこに何が表示され、ユーザーに考える時間を与えずに直感的な操作を可能とするための見取り図の役割があります。

対して、ワイヤーフレームとはWEBページやUIデザインの作成段階で使用され、図形や線などで2次元に表現された骨組みを指します。

・ワイヤーフレームはホームページの設計図

ワイヤーフレームはWEBコンテンツを作成する段階の設計図と言われています。ワイヤーフレームで作成段階はプロジェクトの序盤に使用されることがほとんどです。

ワイヤーフレームの具体的なイメージをするには会社の組織図をイメージしてみてください。部署・部門などが細分化されていますね?

このようにひとつの集合体の目的を達成するために、細分化した枠組みとなるものがワイヤーフレームの醍醐味です。

WEBデザインにおいてはユーザーとサービスを繋ぐためのコンテンツの魅力を最大限発揮する仕掛けと考えると分かりやすいでしょう。

・何をどこに置きたいかをイメージすることが重要

ワイヤーフレームでは、何をどこに置きたいのかを決める必要があります。WEBページの目的が決まった後は、その目的を達成するために作成したコンテンツを効果的に配置する必要があります。

WEBページのレイアウトを決める時には必ず正解があるわけではないことを把握しておく必要があります。その時々のトレンドを意識しましょう。

どのような場合でもページ上部にあたるヘッダーや、ユーザーにどのようなコンテンツをイメージさせるために作成されるサイドバーなどは重要度の高いコンテンツを設置することをおすすめします。

1.2 代表的なワイヤーフレームの作り方

ここまではワイヤーフレームの重要性や、意味について説明をしていきました。いきなりワイヤーフレームを作ってくださいと言われても手が止まってしまう人がほとんどのハズです。

ワイヤーフレームの作り方にはコツがあります。代表的な作り方を二つ解説をしていきますのでぜひ参考にしてみてください。

・コンテンツイメージの共有

ワイヤーフレームを作成するには、まずはコンテンツの目的を予め決めておく必要があります。

ワイヤーフレームの役割はユーザーとサービスを繋ぐためにどのような橋渡しをするかが重要です。そのため、デザイナー目線というよりもサービスを利用するユーザーに近い感覚を持っていなくてはいけません。

プロジェクト全体を通して、ワイヤーフレームを作成する段階にはできるだけ多くの部門の意見が必要となります。

デザイナーだけでは作り手の感覚が強くどうしてもこれまでの先入観に捉われがちになってしまいますので、ミーティングをする際のメンバー構成には注意が必要です。

・最初にアイデアを出し尽くす

ワイヤーフレームの作成するコツは最初にサービスを利用するユーザーの動向や、プロジェクトの目的、これまでの問題点・課題などをすべて出し尽くす必要があります。

例えば、ユーザーの動向に対して【なぜ?】を5回繰り返していくと、ユーザーの目的や原因、要望などに辿り着けると言われています。

アイデアを最初に全て出し尽くすことで、これまで見えてこなかった潜在的なニーズを見出せる可能性がありますので、自由度の高い発言を許可する必要があります。

この手法はアイデアの数は魅力的ですが、飛躍しすぎて本題から外れてしまう可能性があるため、時間やタイミングを見て収拾させる必要があります。ファシリテーターの腕の見せ所です。

2. 無料で使用できるPixsoはワイヤーフレーム作りには最適なデザインツール

ここまではWEBデザインにおけるワイヤーフレームの重要性や作り方について解説をしてきました。

ワイヤーフレームはWEBページの設計図であるとともに、ひとりの作業では質の高いワイヤーフレームを作成することには限界があることは把握いただけたのではないでしょうか?

2022年に話題のUIデザインツールPixsoはワイヤーフレームデザインの強力な味方となります。それでは、Pixsoの特徴を3つに分けて解説していきます。

2.1 リアルタイムで共同作業が可能

PixsoのUIデザインツールはワンクリニックでデザインを共有することが可能です。デザインの編集ページ右上に表示されているシェアボタンを押すだけで、プロジェクトを共有しているすべてのメンバーにデザインを共有することができます。

ワイヤーフレームも同様で作成したアイデアを共有することで、プロジェクトメンバーの反応をリアルタイムで受け取ることが可能です。

アイデアをシェアする時のプロジェクトメンバーに権限を与えることができます。プロジェクトメンバーのホストであれば、おおもとになるデザインを崩されないために編集権限を変更することでトラブルを未然に防ぎましょう。

リアルタイムで共有するタイプのデザインツールはサーバーに負荷が掛かりやすいため、反映が遅れる問題点がありますが、Pixsoであればファイルサイズや必要となるデータ通信が最低限で済むため、遅延なく共同作業が可能となります。

2.2 プロジェクトメンバーの作業を効率化

一般的な会社では、プロジェクトメンバーは分業制を導入していることがほとんどです。営業担当・デザイン担当・最終決定者などが同席する際には顔を突き合わせてのミーティングが一般的です。

従来のミーティングはスケジュールの調整や、場所などを確保する必要がありました。会議室を抑える手間や時間、経費がかかることが一般的でした。

次世代のコラボレーションデザインツール・Pixsoであればすべての部門の担当者をひとつのチームとして管理することができます。

そのため、ワイヤーフレームのデザイナーはデザインが完了した段階ですべてのメンバーに共有することができます。そして、最終決議者の反応がすぐに確認できるため、連絡に遅延が起こることがありません。プロジェクトの作業効率を大幅に向上させることができるでしょう。

2.3 初心者に優しい日本語設定

最近UIデザインツールを使い始めたほとんどの人が感じることは、多くのデザインツールは日本語に対応していないということです。代表的なUIデザインツールであるAdobeXDさえ、日本語に対応し始めたのはここ最近のことです。

Pixsoは英語・日本語・中国語・韓国語に標準で対応しているため、専門性の高いデザイン用語の意味を調べることなくUIデザインが可能です。また言語が日本語に標準的に対応していることから、フォントに関しても追加のプラグインを入れる必要がありません。

そのためこれからUIデザインツールを使用する日本人デザイナーでも安心して利用することができる点がPixsoの魅力とも言えるでしょう。

またPixsoは全ての機能が無料で制限なく利用可能です。今後のUIデザインツールで爆発的に利用者の増えるデザインツールと言っても過言ではありません。

まとめ

ワイヤーフレームの作成はWEBページを実装する段階で、抜けや漏れを防ぐために非常に重要な役割を担っています。

話題のUIデザインツール・Pixsoを使って、クラウド上でリアルタイムで共同作業をすることで、質の高いワイヤーフレームを作成することができるでしょう。

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