あやね
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投稿日 Jul 28, 2022, 更新日 Mar 13, 2023

Adobe Creative Cloudは、DTPソフトの先駆けと見なされる事があります。SaaSとしてのAdobe Creative Cloudは、サブスクリプションの料金によって様々な製品を使用することが出来ます。その内の1つがAdobe InDesignです。

AdobeのDTPソフトであるPageMakerの後継としてAdobe InDesignは1999年(平成11年)に初めてリリースされました。

Adobeの開発ソフトに含まれているものはすぐに市場を席巻し、かつて支配的だったQuarkXPressにとって代わりました。Adobeの多くの製品、例えばIllustratorや文書管理ソフトであるInCopyのように、機能が豊富で、様々な使い方ができます。ですが、実際どういった使われ方をするソフトなのでしょうか?

今回は私たちが考えるAdobe Indesignの強みと弱みについてご紹介していきます。

1.Adobe InDesignとは?

InDesignはAdobeのdesktop出版ソフトすなわちDTPソフトであり、ページの編集などを行うものです。InDesignは印刷やページの切り貼りといった主な機能を再現することを想定していました。

多くの人にとってInDesignは他のソフトで編集されたデータをまとめるものだと思われていました。例えばPhotoshopで加工された写真や、Illustratoで作られたアート、Wordで書かれた文書などですね。

雑誌のページなどのように様々な素材が組み合わさったものを作るためにInDesignは使われてきました。

2.Adobe InDesignの用途

ところがAdobe IndesignはAdobeが想定していたより色々な使われ方をされて、もともとDTPソフトは雑誌や新聞などの出版物を扱うことを想定していました。1つのソフトで文書や画像を操作でき、簡単に微調整が行えます。

ですが、Adobe Indesignは他の業界にまで使われるようになりました。

広告業界にとって、このソフトはパンフレットやチラシ、ポスターを作るのにぴったりだったのです。また、電子書籍が一般的になるとそれらの出版やデザインにも使われるようになりました。

さらにIndesignはAdobeが想定していなかった使われ方をされるようになりました。

例えば、文書管理ソフトであるInCopyや画像処理ソフトであるPhotoshopやIllustratorが既に存在するにも関わらずIndesignを代用品として使う人が多かったのです。必要以上に機能が多いよりは、ちょうどよいソフトが求められていたのです。

同様にプレゼンテーション用の資料やウェブサイトのレイアウト、アプリのデザインに使う人もいました。

3.Adobe InDesignの機能

この短いページで、Adobe InDesignの機能のすべてを説明するのは無理ですが、重要なのはAdobe InDesignが複雑な文書を簡単に操作できるという点です。

・それぞれのレイアウトはサイズ変更可能なフレームを持っています。

例えば、ただの文書はフレームが1つしかありません。文書は増えれば増えるほどサイズも大きくなり管理が複雑になります。

ですが、雑誌のパンフレットのページなら文書、画像、キャッチコピーなどはそれぞれ個々のフレームを持っており管理が簡単です。それにより文書を分割したりページに番号を振ることが出来ます。

・InDesignの凄いところは、同時にこれら複雑な動作を扱える点です。

文書はもちろん画像のサイズでさえ自動的に完成品にぴったり合うように修正してくれます。完成品は、煩わしい操作をしなくても適した拡張子で保存されます。

・ユーザーはまた、InDesignが用意する様々な画像イメージやテンプレートを利用することが出来ます。

もちろん、高いサブスクリプションを購入する必要がありますが簡単な切り貼りをするだけで初心者デザイナーでも素晴らしい文書を作ることができます。

4.Adobe InDesignは誰にでも使えるのか?

・Adobe InDesignは万人向けではありません。

このページでご紹介したようにAdobe InDesignは多くの長所があります。しかし、あまりにも多くの機能がありすぎるためそれが短所となってしまいます。

InDesignがほかのAdobe製品で最も異なるのは、あまりにも機能が豊富すぎる点と、操作にあたって覚えることが多すぎる点です。もちろん上級デザイナーにとってはすべての機能を習得するだけの時間や能力があります。ですが、大半のユーザーはInDesignの機能の一部分しか必要としません。

Adobeは賛否両論があったものの、2013年にサブスクリプション型モデルを採用しました。SaaSという仕組みは、サブスクリプションを契約している間はアプリを使用でき、データを保存することが出来ます。よくアプリを使用する人にとっては嬉しい仕組みですが、あまり使わない人にとっては割高に感じてしまいます。

でもPixsoのようなソフトを使えばオンライン上の様々な直観的なデザインを使うことが出来ます。

・Pixsoを使う上でのメリットは3つあります。

  • 様々なテンプレートやオプションが用意されている

  • 文書作成がシンプルであること

  • DTPを使うにあたって求められている基本機能が備わっている

Pixsoならば多くのデザイナーが求めていることを実現できます。

団体向けには低価格で、個人向けには無料で提供されているのでとてもお得です。

ユーザーは煩わしいサブスクリプションや制限に縛られることなく自由にデザインを創造できるのです。

5、結論

前述したようにAdobe IndesignはDTPソフトの先駆けとして十分な役割を果たしました。豊富な機能はプロデザイナーにとって欠かせない条件です。ですが、大半のユーザーにとっては機能が多すぎても無用の長物になってしまいます。プロデザイナーでも、早くデザインを作りたいときに邪魔に感じることがあるかもしれません。

Pixsoならば早く簡単に、そして安く(時には無料で)プロレベルのデザインを作ることが出来ます。Pixsoで世界のプロデザイナーと張り合うことは十分に可能です。

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