あやね
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投稿日 Sep 24, 2024, 更新日 Sep 24, 2024

UIデザイナーは目的に合わせてデザインツールを使い分けることが一般的です。無料で使用できるUIデザインツールの多くは制限が設けられていたり、有料版の使用体験を味わう目的でリリースされているコンテンツという認識が強いでしょう。

2022年話題のUIデザインツール・Pixsoは全ての機能が無料で制限なく使用できます。無料版のfigmaやAdobeXDと比較して、いかにPixsoが優れているのかを解説していきます。

1. リアルタイムで共同作業が可能なデザインツールはとても少ない

従来のデザイン業界では、作成したデザインを共有するにはコードを書き出して、データ化してから相手に送るという流れが一般的でした。クライアントによってはファイルの拡張子が対応していない、思ったような動作が再現されないという問題点がありました。

現在のUIデザイン業界ではクラウド上でデザインを共有するという選択肢が最新のトレンドとして重要視されています。ここではリモート需要の高い現代社会において代表的なfigmaとAdobeXDの長所と短所をご紹介していきます。

1.1 figma

・figmaの良いところ

figmaは近年のリモートワーク需要の高さを味方につけ、クラウドで共同作業が可能なデザインツールとして台頭してきました。

基本的には無料で使用できることと、それまでのデザイン業界を牽引してきたsketchやAdobeXDなどの操作性を踏襲したことから、他社のデザインツールからの乗り換えのハードルを低く設定したことが成功の要因と言えます。

・figmaの残念なところ

figmaの残念な点は言語設定です。2021年に日本語の対応を開始しましたが、figmaは標準仕様として日本語に対応したわけではなく、日本語化するプラグインをリリースする段階に留まっています。figmaがAdobeXDのように多くの国の言語に対応するまではしばらく時間がかかるでしょう。日本人UIデザイナーからもfigmaの言語設定はニーズの高い要求のひとつと言えます。

またfigmaは足りない機能をプラグインで追加して補うことが一般的です。そのためプラグインを使用しすぎると、全体の動作が重くなることが多く、従来のクラウド上の共同作業にも支障が出てしまう問題点があります。

1.2 AdobeXD

・AdobeXDの良いところ

AdobeはAdobeXD、illustrator、Photoshopなど自社製品をリリースしているデザインツール作成の最大手です。アメリカの企業ということもあり、日本語に対応することが遅れたことも仕方がないことでしょう。

Adobeはそれぞれのツールの強みを最大限に活かすことで、質の高いデザインを可能にします。例えばAdobeXDではグラフィックや、画像の加工は向いていないため、デザインはillustratorやPhotoshopに任せることで、総合的に質の高いUIデザインが可能です。自社製品のため、互換性が良いこともAdobe製品の強みと言えるでしょう。

・AdobeXDの残念なところ

AdobeXDの残念なところは、スタータープランが期間限定な点です。

あくまでもAdobe製品の体験として作成されていることから、7日間という短期の無料期間が設けられています。機能面では有料版のAdobeXDとほぼ同様な使用感なため、存分にAdobeXDの機能性を試すことが可能です。

無料期間終了後は有料プランへの切り替えが自動で行われてしまうことから、継続の意思が無ければ早期解約をすることをおすすめします。

2. ワガママを叶えられるデザインツールはPixsoのみ

Pixsoは次世代のコラボレーションデザインツールとして、クラウド上での共同作業に強みを持つUIデザインツールです。

さきほど紹介したfigmaやAdobeXDでできることはPixsoで全て実現可能です。AdobeXDやfigmaは世界的シェアを誇るUIデザインツールの2強ではありますが、後発で誕生したPixsoがこの2つのUIデザインツールよりも優れているポイントを3つほどご紹介していきます。無料で利用可能なデザインツールでPixsoがいかに優れているかが分かるハズです。

2.1 安心の日本語対応を標準仕様

Pixsoは安心の日本語対応を標準仕様としています。ユーザーセンターの最下段から言語設定が可能です。英語・日本語・韓国語に切り替えができるため、日本人UIデザイナーでも安心して使用することができます。

AdobeXD・figmaも日本語化にようやく対応を開始しています。ですがAdobeXDもfigmaも日本語フォントへの対応は未だに追いついていません。そのため、せっかくの日本語対応でも、デザインをする時は数少ない日本語フォントを探さなくてはいけません。

初期設定であれば、フォントを選択しなくてはイメージが表示されません。Pixsoであれば、日本語・英語・韓国語ごとにフォントが分かれていることから、日本語フォントの中から希望のフォントを探すことができます。使い慣れたWindowsのofficeソフトの使用感に近いでしょう。

2.2 Pixsoは無料で制限ナシで全ての機能が使える

figmaやAdobeXDには無料で利用できる体験版やスタータープランがリリースされています。まずは使ってみて使用感を確認したいうUIデザイナーには重宝されています。

figmaの無料プランは、機能面で制限がされており、コンポーネントや所有できるプロジェクト・チーム数に制限があります。また機能の制限を超えると自動で有料プランへのプラン変更がされてしまうこともあるため、無料で使用し続けることは容易ではありません。AdobeXDはすべての機能は使用できますが、期間が7日間と限定されています。また商業利用を禁じられているため、ビジネスシーンで活躍することは難しいでしょう。

Pixsoは全ての機能が無料で使用できるだけでなく、機能に対する制限が一切ないためストレスフリーで質の高いデザインを作成することができるでしょう。

2.3 次世代のコラボレーションデザインツールの決定版

2022年9月、Adobeはfigmaを200億ドルで買収することを発表しています。リモートワーク需要の追い風に乗り、一時代を築いたfigmaは節目のひとつを迎えるでしょう。

ここでfigmaの代替となるUIデザインツールの台頭がUIデザイン業界で待ち望まれています。Pixsoは次世代のコラボレーションデザインツールとして、クラウド上で自由自在に共同作業が可能な数少ないデザインツールです。

今後のUIデザイン業界で無料で使用できて、リモートワークを円滑に進めるための強い相棒となることは言うまでもありません。

figmaの問題点でもあったプラグインを頻繁に追加することで、動きが重くなってしまうなどの問題点もPixsoは解決済みです。リアルタイムでデザインを共有しながら快適に共同作業を進める時代がすぐそこまで来ています。

まとめ

figmaの一時代が終わりを迎えたことで新たなニーズが生まれています。Pixsoは次世代のコラボレーションデザインツールとして、figmaの上位互換モデルと言っても過言ではありません。

無料で制限なく使用でき、共同作業もリアルタイムで可能、UIデザイナーの「コレが欲しい」を詰め込んだデザインツールとして今後のUIデザイン業界を牽引することになりそうです。

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